20歳になったモブが「ハタチの自分を記録したい!」と半年をかけて本を書きました。
それが、大学のキャリア支援の教科書として使われることに、、、
内容は、かなりトガった表現ですが、シンプルでとても読みやすいモノとなっています。ぜひ、自分の人生について考えたいと思っている学生に読んでいただきたいです。
「欲望は、海水を飲むことに似ています。飲めば飲むほど、喉が渇くのです。」
byダライ・ラマ十四世
大学生になると、アルバイトで稼いだお金で、ある程度の欲求を満たすことができます。
しかし、空き時間さえあれば、そこそこお金を稼げるがゆえに欲求に振り回されてしまい、自分の外見や人間関係に時間とお金を費やすことに、歯止めが利かなくなる可能性があります。
私自身、かつて高校に通っていた頃は、髪型や服装にかなりお金をかけていて、アルバイトで稼いだお金のうち毎月4万円は、ファッションに費やしていました。
その結果、欲求を満たすためにやった行動が欲求をさらに大きくし、人気者になりたいという欲が制御できなかったことで、気づいた頃には、身体も心もボロボロになっていました。
高校生活も終わりに近づいたころ、一念発起した大学受験かも《失敗》に終わってしまい、私は浪人を決意することになります。
はじめのうちは「もう外見にお金を費やすのはやめて、勉強だけに集中しよう!」 と心に決めたのですが、自分の欲求をコントロールするのはそう簡単に行かず、「やはり外見を良く見せたい」「ダサい格好で外に出たくない!」という欲求が残っていました。
そんな葛藤をしているときでした。
私はふとこんなコトを思いついたのです。
私はおさるの視点を持つことで、いかに人間が欲深いものかを客観的に見ることができるのではないかと考えました。
たとえば、 おさるは、洋服は着るものであると認識することが出来ても、『ブランドのTシャツ』と『500円のTシャツ』の違いを理解することは出来ません。
おさるは、スマホが光る画面であると理解することなら出来るかもしれませんが、『人間が光っている画面を一心不乱になでている』ようにしか見えないかもしれません。
おさるは、ご飯の味を理解することができます。
しかし、『神戸牛』と『スーパーの肉』との質の違いを正確に認識することはできません。(人間でもわからない人いるかも)
おさるは、紙に絵が描かれていることを認識することが出来るかもしれませんが、『ピカソのゲルニカ』と『美術部の生徒が描いた絵』の価値の違いを理解すること が出来ません。
この「おさるの視点」をつかって客観的に欲をみることによって、
自分がいかに無駄なものにお金を時間を費やしていたかに気がつけました。
それからというもの、「モノやお金の価値は、周りが決めるものではなく、自分自分で決めるもの」だと考え方を変えることができました。
さらに、浪人をしていた期間でも、欲求をコントロールし、勉強に集中することができました。
私たちは、いろいろな経験を重ねてしていくうちに、徐々に自分の目にフィルターがかかり、その偏った都合のよいフィルターで物事を判断してしまいます。
あなたが何か集中的に頑張らなければいけないとき、また、周りとの関係が悪くなってでもストイックに問題に向き合わなければならないとき、
自分の欲をコントロールできるか否かが、今後の進路に大きく影響してくるでしょう。
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